キーワードの羅列・意図的な空白
SEO対策では、キーワードが重要とよく言われています。
確かに、検索エンジンで上位表示するためには「キーワード」は重要となります。
しかしこれは、そのページを閲覧するユーザーにとって読みやすく、伝わりやすくするためのものです。
逆に、キーワードを羅列したり、意味もなく空白を入れたり、キーワードだけを強調したりする行為は、閲覧するユーザーにとっては非常に読みにくく、伝わりにくいコンテンツとなります。
たとえば、下記例のようにキーワードを羅列しているケースです。
※キーワードの羅列例：
北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
※上記は、例として都道府県を一覧で記載しました。
あるいは、下記例のようにタイトルや文章に空白を入れるケースです。
※サイトタイトル例
東京新宿 税理士 資金調達をサポートする税理士ドットコム
※サイトコンテンツ（文章）例
賃貸マンション 賃貸アパート 部屋探しならお部屋ネットに決まりです。
※上記は例として記載していますので、実在する団体名、サイト名等ではありません。
真のSEO対策とは、検索エンジンに対してどう評価されるかを意識するのではなく、そのサイトやページを閲覧するユーザーにとって、いかにわかりやすく情報が伝わるか（伝えられるか）が最も重要なのです。
もし、この世に検索エンジンがなかったとして、それでも今と同じ運営をするでしょうか。
作成するサイトは、誰に何を伝えたいのか。
更新するページは、はたして誰に読んでもらいたいのか。
サイトを作成する時、ページを更新する時に、もう１度考えてみてください。
SEOスパムとは、検索エンジンを意識しすぎることで、本来の目的を見失ってしまう行為でもあるのです。
その他のSEOスパムについての解説
