被リンクを無料で増やすことはできる？
各検索エンジンで上位表示を達成する上で重要とされているのが被リンクの獲得になります。
最近では、パンダアップデートやペンギンアップデートなど、Google側からペナルティを受けるケースが多くなっていますので、内部対策が重要視されています。
しかし、SEO対策を行う上で、未だに被リンクの獲得が重要されているのも事実です。
ウェブサイトの質に限らず、何でもいいから被リンクを増やせば順位が上がるという時代は既に終了していますが、質の高い被リンクを獲得することで順位の改善は可能です。
では、どうすれば被リンクを獲得できるのか。
できれば１円もお金を使わずに、無料で被リンクを得るにはどうすればいいのでしょうか。おそらく、ウェブサイトを運営されているすべての方が知りたいことの１つかもしれませんね。
そこで、被リンクを獲得するまでの流れについてです。下記は検索エンジン大手のGoogle社が推進している方法ということでお伝えします。
１．有益な情報をインターネット上で公開します。
２．定期的に（出来れば毎日）有益な情報を発信し続けます。
３．長期的に運営し、HPの信用力を高めます。
４．自社HPのファンを増やし、支持を得られるようにします。
５．そうすると、自然発生的に被リンクが増えていきます。
細かなご説明は省略していますが、上記のような流れがGoogle社が理想とする被リンク獲得の方法です。
また、上記のような獲得であれば、サーバー代やドメイン代以外には、１円もお金はかかりませんし、無料で獲得することができます。
いわゆる、SEOスパムとしてペナルティを受ける心配もありません。
しかし、この方法ではいくつかの問題点もあります。
それは、はたして本当に有益な情報を発信していれば、自然にファンが増えていくのかという点です。また、有益な情報とは何を指して有益とするのか、という定義が曖昧な点もあります。
先日、下記の記事でもお伝えしましたが、そもそも検索エンジンは、キーワードが含まれないページでは、上位に表示してくれないのです。
検索エンジンンの上位に表示されなければ、そもそも誰にも見てもらうことができないわけですから、たとえ何年運営していても、支持を得ることは難しくなります。
タイトルに含まれないキーワードでは上位表示できない
ちなみに、以前弊社でも上記のような流れで、試験的にウェブサイトを運営していたことがあります。本当に有益な情報を発信さえしていれば、アクセスが増えるのかという実験です。
■実験内容
・最低１年間、毎日１記事～２記事以上を更新
・１記事１０００文字以上で更新
・有益な情報のみを更新
・相互リンクやリンク設置の依頼は一切しない
・純粋に記事更新のみで被リンク獲得を目指すこと
そこで、上記の実験結果ですが、１年以上をかけて毎日有益な情報を発信し続け、記事数も１０００記事を超える媒体となりました。
しかし、獲得できた被リンク数は、わずか５件。そのうち３件は、自動収集型リンク集からの被リンクとなっていました。
また、ほとんどキーワードを意識せず行っていたこともあり、アクセス数は１日１００件ほどです。
参考までにお伝えしますが、弊社ではこういった実験を何度も繰り返し行っていますが、その平均的な獲得被リンク数も、上記とほぼ同程度となっています。
では、なぜこれだけ多くの記事を更新しても被リンクが得られなかったのか。なぜ、有益な情報を発信しても、そのウェブサイトが支持されなかったのか。
それは、どれだけ有益な情報でも、それを誰にも見てもらえない状態では、その記事をお勧めする人もいないということです。
お勧めする人がいなければ、被リンクも増えませんし、必然的に検索順位も上がっていきません。
特に、ウェブサイトを立ち上げてからまだ間もない状況では、「まずは幅広い方々に見てもらうこと」が重要です。
見てもらうことができれば、他の人からお勧めされる割合も増えていくのです。
- 被リンク・有料リンク
- 格安被リンク・激安有料リンクの購入はSEOスパム？
- 被リンクを無料で増やすことはできるのか？
- ディレクトリ登録の効果とGoogleペナルティのリスク
- 手作業で被リンクを増やすことが最もSEO効果を高めます。
